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トマト栽培について

トマト秀品率100%の秘訣
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第1果房開花後に定植

トマト

商品として出荷するにしろ、家庭用にするにしろ、形の良い大きいトマトがそろって成るに越したことはない。ところが実際には、そういった良いトマト(秀品)が100%になることはない。
ひどいときには50%以下ということもまれではなく、特に商品生産を目指す場合は、たとえ収量が多くても収益にはつながらない。
なんとか秀品率を上昇させる方法はないものであろうか。
トマトの形や大きさは苗の時代から決まる。
まず、肥料の効き過ぎや灌水の過多、低温などに合わせないように素直な苗作りを心掛けることである。そして若苗定植を避け、第1果房の花が十分開いてから定植する。
本圃の初期は肥料と水を控え、抑え気味に生育させる。
このように管理していくと形の良い果実が着くようなトマトに育っていく。
逆の管理をすると鬼花による乱形果や空洞果が多くなり、秀品率が下がってしまう。

第3果房が開花するころは、第1果房の果実の肥大速度が最大になってくるが、このころから追肥と灌水を行い、果実を大きくするように管理を変える。
形の良さと大きさを両立させるわけである。
ホルモンのかけ方も大事で、完全に開花した花にのみ、所定の濃度のものを1回だけかけるようにする。
濃度が濃い場合や2回かけた場合、また、つぼみにかけてしまったり、温度の高いときにかけた場合などでは、奇形果、空洞果が多発して秀品率を下げることになる。

果房には、良く日光を当てるようにする
日陰の果実は太りも悪く、空洞果にもなりやすいものである。
果房に日を当てるには一条植えを励行するとともに、果房を日の当たる側に引き出す。
それでも十分でないときは、上に被さる葉を半分か1枚摘葉すると効果的であろう。
不良果を早く見つけて このように十分な注意をして栽培してもなお秀品率を100%に近づけることは難しいことであり、売りものにならない、くず果が何%か混じってくる。
それらの種類と発生する原因は次のとおりである。

▽乱形果
丸くない、ワラジ形のものや2、3果くっついた形のもので、肥料の効き過ぎ、低温、多灌水が原因とみられている。

▽空洞果
果肉やゼリー部が少なく、中に空洞を生じるもので、過繁茂、日照不足、ホルモンの効き過ぎなどが原因。

▽小 果
形は良いのに小さ過ぎて商品とならないもので、着果過多、ホルモンが効かない、樹の生育不良などが引き金となる。

▽すじ腐れ果
外側の果肉のすじ(維管束)が茶色になり固くて食べられなくなるもので、日照不足とチッ素の効き過ぎが原因。

▽その他
網入り果、窓あき果、肩緑果、尻腐果など。
これらさまざまな果実は、多少とも必ず生じるものなのだが、それでは秀品率は100%にはならない。奥の手はこのような果実は見つけ次第取り去ってしまうことである。
不良果を取り去ってしまえば、収穫する果実は全部秀品となることは当然であり、秀品率100%は簡単に達成できるのである。
そこで心配になるのは、そんなに不良果を取ってしまうと収量が少なくなりはしないかという点と労力がかかることだろうが、その心配は無用である。
よくできた樹であれば、不良果を取り去っても残りの果数は十分あり、それが大きくなるから収量減はそれほどでもないし、また、不良果でも赤く熟せば収穫しなければならないので、むしろ小さい間に取って捨てたほうが労力も少なくて済むからである。
トマトはよく見まわって、良い果実だけを1果房に5~6個残すようにして、秀品率を100%に近づけるようにしよう。
トマトの空洞果は、乱形果とともに生産物の秀品率を低下させる一大要因である。空洞果が全部商品にならないわけではないが、品質を低下させ平均単価を下げてしまうので、儲かる栽培とはならない。
空洞果発生の原因と対策を考えてみよう。

トマトの空洞果防止法
空洞果の発生条件 
(1)過繁茂
(2)日照不足
(3)ホルモンの効き過ぎ

以上の三条件が空洞果発生の主要な要因といってよい。
過繁茂は多肥・若苗定植・多灌水・多湿などで生じ、着果そのものが少なくなると同時に空洞果を多発させる。
日照不足は曇天、ビニールのよごれ、密植による相互遮へいなどが葉や果房への日当たりを悪くし、空洞果の原因となる。
ホルモンは、濃度の高過ぎ、2度がけ、つぼみへの散布、高温時の散布などで効き過ぎが生じ、果実の肥大スピードが早過ぎて空洞果になるものと考えられる。

空洞果の対策
若過ぎる苗を定植することを避け、生育前半の生育を抑えることで過繁茂にならないようにする。
栽植本数を減らし、一条植えとすると過繁茂も防ぐとともに日光の透過も良好にすることができる。
よごれにくい新しいビニール下で栽培することは当然として、ホルモンの散布も安易に行ってはならない。所定濃度を守り、開花後の花になるべく涼しい時間帯にかけるようにする。
またホルモン散布を止め、振動受粉や昆虫受粉(マルハナバチ)で受精させることも今後考える必要があろう。
以上の注意を守っても生ずる空洞果は、なるべく早期に摘果して他の健全な果実の肥大を助けると、秀品率は飛躍的に向上するものである。

トマトの果房に日光を当てよう
トマトは光が好き


トマト


トマトの下は、マリーゴールドを植えています。せん虫駆除のためです。
バジルを植えると味良くなる…と何かの本に書いていましたが?

緑の葉をもつ植物は、すべて光が無くては生きていられない。
そうは言っても種類によって好きな光の強さはいろいろであり、トマトは葉の表面で5~6万ルクスとかなり強い光を必要としている。
冬のハウス内の光は、2~3万ルクスもない場合もあり、トマトは慢性的な光不足の条件に置かれていると考えてよい。
光を人工的に増やしてやることは経済的に不可能であるから、少ない光を有効に利用する栽培技術が農家に求められているのである。
汚れの少ないフィルムを使い、筆者らが日ごろから唱えている「一条並木植え」を行うのも一方法であろう。
ともあれ光の好きなトマトのこと、まずは樹全体に光が十分当たる栽培管理を考えてもらいたい。

光はなぜ必要なのか?
誰に聞いても、「葉で同化作用をするために必要だ」と答えるに決まっている。
だから光は葉に当たらなければならない。
では、「果実に光が当たらなくてもいいですか?」と聞かれたらどう答えるか。
「光が当たったほうがよいと思う」
「なぜですか」「なぜだか判らないが、肥大や着色がいいのでは…」とあいまいになる。 
答えは正解だが、なぜだか判らないのでは心もとない。
光が当たれば果実の温度が上がる
果実の肥大や着色には、光自身はほとんど直接的な必要性はない。
それなのに「必要だ」というのは間接的な影響、「温度の上昇」が生じるからなのである。
温度が上がるといかなる植物でも生育が早くなる(この場合、果実の肥大がよくなる)。
肥大には養分が必要であるが、光が当たって果温が上昇すると日が当たらない果実に比べて養分の集積が早い。
また、果実の着色はリコピンという色素であるが、リコピンの発色は光とは関係なく、高温によるのも肥大の場合と似ている。
要するに果房に光を当てることは肥大を良くし、着色を早める結果となるのである。

日光を当てる栽培管理
トマトの上手な農家は、木ボケにしないで着果と草勢のバランスを上手にとることをいつも考えている。
そのためには樹全体に十分光を与えなければ…ということも知っている。
その上でのワンポイント・アドバイスをするとすれば「果房への日当り」を上げたい。
まず果房を日当り側に引出して採光を計る。
それでも過繁茂気味で葉の下に隠れるときには、上にかかる葉を半分か1枚摘葉する。
そうすることにより果温が上昇し、肥大と着色が良好となる。
副産物として空洞果が少なくなることも期待してよいであろう。
養分の集積がよいことから当然の結果である。
産地の皆さんが口ぐせのように言う「良品・多収」を達成する一つの有力な方法が「果房への日当り」をよくすることなのである。

何事にも例外はある
促成や半促成の後半は高温期となるし日の光も強い。
草勢が衰えたり葉も巻いている。
このような時期に果房に日光を当てると日焼け果となって売り物にならなくなってしまう。
「日焼け」は日光の中で紫外線が主に働いて生じるものであるが、いずれにしろ逆に葉で光を遮ることにより少なくすることができる。
肥大や着色のための温度も高過ぎるくらいの時期であるから積極的な果房の遮光が逆に良い結果をもたらすのである。
トマトを経営的にも栽培技術的にも上手に作り(あるいは経営し)儲かる生業とするためには、多数の条件が揃わなければなるまい。
そのなかのたった一つの条件「水のやり方」は「たかが水」であって、水のやり方が上手なだけではトマト作りが儲かる生業とはならないことは誰でも理解できる。
しかしながら、その他の多数の条件がすべて十分でも「水やり」が非常に下手であれば、それだけでトマト栽培(経営)そのものが全くダメになってしまうことも事実である。
このことはメロンとともに野菜の中では双璧とも思える。
「水やり」が他の野菜より重要だという意味ではまさに「されど水」と言っても良いのではなかろうか。

定植前のハウス土壌の水分
過繁茂を嫌うトマト作りでは、定植時の土壌水分は乾いている方が良い、としばしば誤解される。
乾いた土へ定植するとなぜいけないのか?それはいかに過繁茂を嫌うトマトといえども枯れてしまっては困ることからも理解できる。
枯れないように水をやる。
多量にやるとでき過ぎ(過繁茂)になりそうだから少量しかやらない。
従ってほどなくしおれる。また水をやる。何のことはない。
枯らさぬように常に水をやるため、返って過繁茂に近づいてしまう。また少量多回灌水は根の近くにしか水が行かないから根圏の浅い生産力の低いトマトになりやすい。
それでは底土までたっぷり湿った土に植える方が良いかというと、これでは活着は良いにしても、その後、締め作りしようにも水が多過ぎて抑制が効かない。

どうしたら良いのか。
理想的な水分状態は、定植かなり前(時期や土質で異なるが約1ヵ月前ぐらい)に底土まで湿るほどの灌水を行って毛管が連がった状態から次第に乾かしていく。
表土がかなり乾いたところでマルチを施し定植を待つのである。

定植前の苗の水管理
これも過繁茂をおそれるあまり、育苗の全期間に渡り乾き気味に管理し、締めに締めた苗を作る人がいる。
これは違う、と筆者は思う。徒長しなければ定植直前までスンナリ育つように水をやりたい。
さてそのままの状態で定植に向かうと問題が生じる。
定植のハウスは環境が厳しいから、軟弱な苗は順調な活着・生育が難しい。
そこで硬化(ハードニング)という操作が行われる。
ハードニングは低温、水切り、風通しなどで行うのが普通であり、特に水切りで苗を丈夫にし、厳しい環境でも枯れることなく、順調な活着・生育をさせる準備をするのが良いのである。

定植後の水管理
 植穴に少量の灌水を1日前にやっておき、植えた後も根まわしの灌水をして土を落ち着かせる。
前述のハウス土壌の事前水管理を実行していれば、かなり乾いてはいるもののこれで毛管が連がった状態となり、その後あまり灌水をやらなくても枯れることはない。
活着後、晴天のときには多少しおれることもあろう。
そこをガマンするのが深い根を張らせ、次に続く締め作りをスムーズにさせるコツである。
地温不足の心配がなければ、一旦施したマルチを寄せて、上根を張らせないことも高等技術として必要かも知れない。
深い根は締め作りを容易にするとともにその後の良品多収のために是非必要な条件であることは言うまでもない。

第3花房開花時からの水管理
この時期から追肥とともに灌水を多くする。
第1花房の果実はかなり大きくなっており、水を与えても過繁茂のおそれがなくなったからである。
いかにトマトであってもその後の灌水が少な過ぎると収量が減ってしまうのはすでにご存知であろう。
労力不足や老齢化が進み、苗を購入するケースが増えている。
数年前から本格的に苗が流通するようになり、現時点ではその量は1年間に10億本をまわるだろうと考えられている。
つまり日本人一人当たり10本くらいは、すでに売り苗のお世話になっているということである。

売り苗の問題点
苗を流通させる場合、重要なことは値段が安く、小さいことであろう。
1本当たりの値段が高いと、家庭用はともかく農家が大面積に栽培する時に使う訳にはいかない。
また大きい苗では運搬が不可能である。
そこで安い、小さい苗を流通させるために、先進国である欧米にならってセル成型苗として普及をみたのである。
葉菜類(レタスやキャベツなど)や花類の苗は、流通している小さいセル成型苗を買ってきて、そのまま定植しても従来の栽培とさほど変わらずに行える場合が多いのであるが、果菜類では問題がある場合がある。
もっとも問題が多いのがトマトではなかろうか。

トマトの樹勢の調節
トマト栽培のポイントは、よくいわれるように生殖生長と栄養生長のバランスである。
要するに花や果実がよく着き、それを十分太らせるための茎葉を作ることである。
とかくトマトの施設栽培は光線が不足しやすい時期が多いこともあって、茎葉だけがよくできる過繁茂になりやすい。
過繁茂のトマトは収量が少なくなることも問題があるが、なによりも品質の低下が著しく、乱型果、空洞果、すじ腐れ果が多発する。
それでは経済的な栽培は成り立たないから、トマト栽培においては、多くの農家が「過繁茂防止」を技術のポイントと考えるのは当然といえる。
過繁茂になる要因はいろいろあるが、若苗の定植も重要な原因である。
したがって自分で苗を作る場合にも、育苗の方法とともに定植の時期に十分な注意をはらい、若苗を植えないように注意していたものである。
トマトのセル成型苗は当然のことながら、肥料のよく効いた若い苗である。
それをそのまま定植すれば過繁茂になりやすいことは当然である。しかしながら接ぎ木苗を含めて、トマトのセル成型苗化は今後とも進むであろうから、良品多収のためにはなんとか作りこなす技術も見出さなければならない。

セル成型苗の利用方法
今のところ最も確実な方法は、購入した苗を育苗鉢に鉢上げして従来と同様に熟苗になるまで育苗してから定植する方法である。
この方法をとれば購入苗にしたからといっても従来と同様の栽培法で何ら問題は生じない。
せっかく苗を買ったのにまた育苗のやり直しをするのは面倒だとの考え方もあろうが、熟苗の定植とセル成型苗そのままの定植では1ヵ月以上の日数の違いがあるから、例えば寒い時期だとすると1ヵ月間、広いハウスを暖房し、管理しなければならない。
鉢上げすればせまい育苗ハウスだけの管理でことたりる。案外と経済的なのである。

トマト栽培の将来
 抑制栽培や早い促成栽培などでは定植期が寒くない時期であるから、暖房や管理に問題が少ない。
これだと購入苗を直接植えて省力を図りたいと考えるのも当然である。会社によっては「直接植えても良いトマトになります」といっている苗もあるようだが、今までの栽培法ではやはり心配である。
そのための栽培法はまだ確立されていない。
どうしても植えたいようであれば、元肥を極力少なくし、活着後の灌水を控えてある時期まで(第3果房開花のころ)生育を抑えていくしか方法はないであろう。
将来的にはまず直接定植しても過繁茂にならないような品種が登場するであろうし、栽培法も検討されるであろう。
セル成型苗の過繁茂が問題なのもこの2、3年だけのことかも知れない。
なお、トマトと同様に若苗定植が問題となるものにナス、ピーマンがあり、若苗を植えても大丈夫と思われる果菜類はキュウリ、メロンなどがある。はじめてセル成型苗を使うときの参考にしていただきたい。
キュウリでもトマトでも、果菜類は育苗してから定植することが多い。
「苗半作」といわれるように、良い苗は良品多収の基礎であるから、苗作りに万全の注意を払うことは勿論重要であるが、できた苗を植付ける「定植時期」も負けず劣らず重要である。
良い苗ができたとしても、定植時期を誤っただけでその作が台無しになることだってあるのである。
トマトの定植時期は、キュウリよりもっと注意をしなければならない。
早過ぎれば樹の勢いが強過ぎて過繁茂となり、着果も品質も良くない。
遅過ぎれば樹勢が弱過ぎ、形の良い果実は着くが収量が少ない。
そのバランスをうまく保つのがトマト栽培のコツであるが、良い苗を作った上で定植時期でそれを加減するのが最良の方法である。
毎年過繁茂気味になってしまう人は第1果房の花が全部開花した時期、同様に毎年木が細く樹が貧弱な人は開花初めの時期に定植すれば良品多収の樹の姿に持っていくことができる。
トマトは茎や葉を伸ばしながら花を着け実を太らせていく作物であるから、樹の生長と花や果実の生育のバランスが保たれる必要がある。
とくに第1果房の分化と肥大はこのバランスのために重要である。第1果房が7~10節ぐらいのところに分化し順調に生育を続けないと、定植後茎葉が過繁茂となり、その後の草勢の調節が難しくなる。

第1果房の分化時期
 前述のように果房が着生するのは本葉が7~10枚の節位であるが、花芽分化時期はそのずっと前であり、肉眼でそれを観ることはできない(けん微鏡では見ることができる)。
眼に見えないために花芽分化のことを忘れてしまい、育苗管理がなおざりになりがちである。
さて、分化は発芽後何日目と決まったものではない。
温度などの環境が異なると発育のスピードが違うからである。
日数よりも外見で検討をつけるべきで、それは、本葉が2枚伸びて来て双葉より大きくなった時点から始まると思えばよいであろう。
分化は始まっても花数が増えたり、蕾が肥大したりするのはそのあとなのでその後しばらくは大事に保護してやる必要がある。

花を飛ばさずよい果房をつけるには… 
温度・光・水・肥料などの条件が良くなければならない。
地温・気温とも25~28℃ぐらいであれば理想的だが、高過ぎても低過ぎても花が飛ぶか異常になる。
光は不足しないほうが良いし、水分も多過ぎたりしおれたりしたら花のために良くない。
肥料も適度に効くことが必要だ。
濃度障害(肥料の効き過ぎ)で花が飛んだケースもあるからばかにならない。
とはいえ以上の条件は常識的なもので、素直に生育していればそれほど花つきの心配はなくても良いだろう。
問題は以上の条件が順調だと思っていても花つきが不揃いで安定しない場合である。順調なのにうまくいかないこともある。

移植はトマトにとって大手術である
トマトは移植の際の活着が良い作物であるから、いつ鉢上げしようが苗の生育にはさして差は生じない。外見上は順調に見える。
ところが順調に見えてもトマトにとって移植は、細根や根毛がずたずたに切れる大手術であるから、花芽の分化発育の時期に実施すると、かなりのダメージを受ける。
一方鉢上げは育苗面積を増やし、暖房や管理が大変になるのでなるべく遅らせたい。つい1番危ない時期に鉢上げすることになる。
面倒でも第1果房の安定のためにはこの時期の鉢上げは避けてもらいたい。
2枚の本葉が伸び3枚目が伸びないうちに鉢上げ活着が完了し、そのあと大切な第1果房の分化を迎えられるように、早い時期での鉢上げをやってもらいたい。

セル成型苗の鉢上げ
 
セル成型苗はそのまま定植されることは少なく、一旦鉢上げし、苗にしてから植えることが多い。
この場合の花の分化は移植の前に起きている可能性もある。
ただセル苗は小量の培地に播種されているので、農家に配布された時には根鉢が巻いていて、抜き取って鉢上げしても根が痛むことはなく、トマトにとっての「大手術」とはならない。
したがって移植のダメージで花が飛ぶことはないであろう。
その点は安心であるが、だからといっていつ鉢上げしても良いという訳ではない。
小さいセルは順調な生育のためにはもともと無理であり、肥切れや生育の停滞を生じるのでなるべく早く鉢上げする必要がある。





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takejii1718

Author:takejii1718
定年後に始めた私の家庭菜園です。
約300㎡を4等分して季節の野菜を作っています。
野菜は嘘をつかない、手を掛ければ掛けるほど応えてくれるのを励みに頑張っております。

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